BINSONのエコー

 Yoiyoiです!

 

今日は、宅録用に、Pulsarから発売されている「Echo rec」を購入しました!

 


 

こちらはどういうものかと言いますと・・・

 

 イタリアの名機(ディレイユニット)「Binson Echorec 2」の再現したプラグインです。

デジタル・ディレイのプラグインでは出すことのできないアナログの微妙で生き生きした質感を作ることができる強力なディレイ・プラグインです。

特徴としては・・・

  磁気ディスク(ドラム)を使用したエコーマシン。テープではなくメタルディスクを磁化して記録・再生。

全部で5つのヘッドがあり、1つは録音用、残りは再生用です。

この再生ヘッドの組み合わせで、独特の揺らぎや音の太さを生むことになります。 

 ①複数ヘッドを組み合わせることで「リズミカルなディレイパターン」が作れる。

 ②滑らかで幻想的、空間が広がるようなサウンド。

 ③ディスク駆動なのでテープのように「伸びたり劣化」しにくいが、独特のピッチ揺れがある。

この3つの大きなポイントが、寺内タケシサウンドの要となります。単純なデジタルディレイでは出せない魅力です。

 

有名なギタリストで言うと、ピンクフロイドのギルモアさんが昔愛用していました。


 ↑1972年、伝説のポンペイライブの時。黄色い箱がBinsonのEcho rec。

 

ちなみに初代メンバーのシドバレットも、Binsonを愛用していました。しかも彼はBabyという小型のものです。

 

ほかにはシャドウズのハンクマーヴィン。

寺内タケシも愛用していました。

 

 

以前自分が使っていたものは

マエストロのEP-3のモデリングされたAmplitube内のエフェクターです。

 

こちらの特徴は・・・

 テープエコー。カートリッジ式ループテープを使用。

 ヘッドは2ヘッド。1つは録音用でもう1つは再生用。

再生用のヘッドの位置をずらすことで、ディレイタイムを調整できます。

①テープなので、独特の歪みや温かみがあるサウンドが特徴。

② 内蔵プリアンプが強烈で、音を「前に押し出す」キャラクターが有名。

③ シャープでパンチのあるディレイ。単純な繰り返しだが音の存在感が強い。

 

この3つが大きな特徴で、ただブースターとして使用するギタリストもいたことに驚愕する。ヴァンヘイレンもその一人。

 

ほかにも、ジミーペイジ、ジミヘンドリックス、ブライアンメイ、エリックジョンソン等。大御所ばかりです。

 

単一なディレイとはいえ、テープエコー特有のウォームなサウンドがアナログ感があり、寺内サウンド用に使っていましたが・・・さすがにBINSONには適わなかった。

 

本物はどちらもイカレトンチキになりやすく、中古での美品は超高価。

 

Echoe recはドラムの磁気コーティングが劣化、潤滑油切れによる焼き切れ、ピンチローラーの摩耗、そもそもドラムが止まっちゃう等。

EP-3は、テープの伸びや、そもそもテープがブチ切れる、ベルト劣化などでワウフラッター発生、あとなぜかジャックが弱い。

 

モデリングは、そのような心配もないので安心ですね。

 

Echorecはちょっと衝撃ですね・・・。

まじで本物と違いがわからないレベルです。寺内サウンドがいとも簡単に手に入りました。

これはちょっとしばらく遊べそうですね。

Echoplexも気に入っていたんですよもちろん。だけど、BINSONはすごいわ・・・。 

 

では

終わります。 

 

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