Bacchusのウッドライン
Yoiyoiです。
ベースの紹介です。
Bacchus Woodline 417 AC
実は初のBacchusでもあります。2012年くらいから存在は知っていました。
印象はコスパがいいということだけでした。
近年有名になって、結構使っている人も多くなりました。
FGN、TOKAIと並んで悩みに悩みましたが、ハンドメイドということもありこちらにしました。
こちらがHPです。
https://www.deviser.co.jp/products/woodline417-ac
アッシュボディ、エボニー指板・・・なかなか攻めたスペック!
新品定価は21万円。自分が所有するベースの中でもかなり高額な部類ですね。
とはいえ、現在は原材料価格高騰などが原因で、ただでさえコスパ重視してきたBacchusさんも限界がきて、一部商品を除いて生産中止となっています。
Bacchusの中でも最上位機種。フラグシップモデルです。
ボディはオイルフィニッシュ。かなり手間がかかっていることが分かります。
アクティブ回路搭載。なんとプリアンプはアギュラーのOBP-2!
コントロールは1Vol、ブレンド、Treble、Bass。そしてプリアンプのOn/Offスイッチ。
9Vかと思ったらなんと18V仕様!
自分は9V仕様しか経験がないのですが、実際に弾いてみると・・・
音像に奥行きが出来て、他のギターとかに埋もれずにきちんと前に音が出てきます。
音自体もクリアです。アギュラー自体初ですが、バルトリーニに比べて明るい音という印象。
とにかく音が元気!アッシュボディというのも相まって以前持っていたマーカスミラーモデルに非常に似た音がします。
ブリッジはゴトーの404SJをインストール。
頑丈なブリッジですね。なんと裏通しと表通し両方できるようになってます。
買ったときは裏通しになっていたのでそのままにしていますが、ジャズベタイプは表通しという概念が自分にあるので、次回弦交換の時は表にします。
オクターブピッチも正確に合いますし、音はタイト。安心感がありますね。
ペグもゴトーの少し軽量されたものになっており、ヘッド落ちの心配もありません。廻してみましたが引っかかりとか全くないです。精度はさすがゴトーです。
さきほども述べましたが指板はなんとエボニー!
別にメイプルでもローズウッドでもなんでも良かったのですが、これはたまたまですね。
最近はエボニーが減っていてかなり貴重な材になっているんで、Gibsonは代わりとなる「リッチウッド」となるものを採用したりしてますね。
ベースでエボニーは、Spector以来かもしれない・・・。
エボニーを指板に使うと、音の分離が良くなり、アタックも強くなり音もドンシャリ傾向になります。
アッシュボディとの組み合わせなので、スラップやるには最高かもね。自分は全くといっていいほどスラップやらないのですけどねw
総合的な音ですが・・・
AmplitubeのAmpeg B-15Rに繋いでやってみると、ドンシャリなのはよく分かりますが、不快な音域が入る耳に痛いドンシャリではなく、おいしいポイントだけ前に出してくれる感じです。
結構エグい音質ですw
ピックアップもBacchusのこのモデルのためだけにカスタムされたオリジナルピックアップですが、1~4弦まで非常にバランスの良い音量です。
ベンチャーズをメインでやっている自分なのであまり4弦開放は使わないのですが、4弦開放を弾いた時の迫力ある重低音と音像感は癖になりますね。
以前Fenderのマーカスミラーモデルを持っていたことがありますが、それと似た音ですね。
よく考えたら、リアピックアップはマーカスと同じでブリッジ寄りにセットされています。
実際ジャズベはこれだけでも音は結構変わりますね。
417と音が近い理由は、アッシュボディというのと、ピックアップのレイアウトが共通しているからというのもあると思います。
ただ、マーカスの時はブリッジがバダスでテンション感は少し緩かったのもあって音はかなり強烈でした。
417はそこまで暴れ馬という印象はないのですね。なので扱いやすさは417のほうがいいかな?
ちなみに、ストラップは過去全てのギターとベースにシャーラーのセキュリティロックを付けてましまから、今回も付けました。旧式が余ってたので助かりました。これでストラップ外れる心配はありません。20代の頃はハードなアクションしていた時もありましたが、今はそんなことしません。でも安心出来る保険です。パチモンがよく出回ってますが、本家ドイツ製のですからね。
イイ買い物をしたと思っています。これから末永く活躍できそうです。
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